前回の投稿で、「WEBサイトを製作時に必要なものについて」を書きましたが、まずは下の項目をもう一度見てください。
- イメージ(なぜWEBサイトを作るのか・どんなデザインのWEBサイトを作りたいのか)
- コンセプト(こういうWEBサイトを作りたい)
- ページ構成(WEBサイトでなにを紹介するのか)
- 機能(どんな機能を持ったWEBサイトを作りたいのか)
- 予算(どの程度の予算が立てられるかあらかじめ決めておきましょう。)
- ゴール(人に見てもらいたい・お問い合わせを増やしたい、など)
- サービス(商品)
- 特徴(商品の特徴や強み)
- 写真・画像・動画など(会社や人・イメージ)
- 想い(どんなものをなぜ作っているのか、どのように作っているのか、など)
- 愛
今回はこの項目の中から①として書いた、イメージに焦点をあててご紹介させていただきます。
こういうWEBサイトを作りたい!があると話が進む。
まずWEB制作を作るにしても自作するにしても、「こんなWEBサイトが作りたいな」っていうイメージがあるとその後の話が進みやすくなります。
ただどんなWEBサイトがあるのか、どんなのがいいのか分からないっていうこともありますよね?そういう場合は本当にアバウトなイメージでも構いません。細かいことは抜きに、こういうこと書きたいんだよね!写真も撮影したい!あれもほしいこれもほしい!どんどんイメージを膨らませていいと思います。
常套手段で、家を建築する場合に例えさせてもらいますが、
「3階建てで、部屋は5部屋ほしいね。駐車場に車が止められて、ガレージがあって、そう、キッチンは対面式で家族でくつろげる空間がいいな」
こんな感じです。ほしいものはある程度決まっていますが、どういう外見をしているのか、どんな部屋なのかまでは想像してない状態です。こういう感じのイメージで良いので、こういうWEBサイトがほしい!というのを描いてみてください。
次に進むために考えることとは!?
第一段階のイメージである程度ほしいものがわかってきました。その次にイメージしてほしいのはデザインです。
これも家を建築する場合に例えさせてもらうと、
「北欧風の家がいいな。いやカントリー風も良い。でもシンプルにモダンな感じがいいかな。」
こんな感じで想像してみてください。家だとわかりやすくてもWEBサイトで北欧とかカントリーとかわかりにくい場合があると思うので、そういう場合はもっと直接的に、
「この会社のこういうWEBサイトのデザインがいいな」
具体的にいうと、AppleのWEBサイトみたいなデザインが良い。とかそういう感じです。そのままのデザインで作ってしまうことは出来ませんが、たくさんのWEBサイトを見て、参考サイトをいくつかあげておくと話が進みやすいです。
Path Code CREATERでも最初にお聞きするヒアリングシートがあるのですが、その中にも参考にしたいWEBサイトを3つほど挙げてもらってます。
イメージのヅレを防ぐために
いざイメージを伝えたけど、ぜんぜん違うものになってしまった。ということもあります。
参考になるWEBサイトも教えたのになんで違うんだろうということもあるかと思います。
これは作り手とイメージした共有部分がズレているときのよく起こります。
このズレというのは、「いい部分の違い」ということができます。
例えばクライアントは「シンプルな部分」をいい部分として思っていましたが、
制作側は「動きがある部分」をいい部分としてしまうことがあります。
人によって、そのモノの良さは違うものです。これは人の感受性の違いとも言えます。
このように制作側はどのような部分が良いのかを聞くと思いますが、そうではないところもあるので、自分たちの方でも予め、このサイトのこういう部分が良いよねっというのを用意しておいて制作側に伝えるようにすると、イメージのズレというのは起きづらくなってきます。
先程書いたようにPath Code CREATERのヒアリングシートには、参考にしたいページと、そのページのいい部分、好きじゃない部分を書いてもらってます。
まずはイメージ作りから
この投稿に書いたようなことをイメージしておくと、話が進みやすいという部分ですが、慣れていないと難しいこともあると思います。そういう場合は何もイメージがないというのを制作側に伝えておくこともいいと思います。どちらにしても最初の段階でイメージを共有しておくといいでしょう。
私たちはイメージ作りからお供させていただきたいと考えてます。まだなにも分からないということでもぜんぜん構いません。むしろイメージ作りを一緒にできるということはお互いの気持ちをより濃いものにできると考えております。
なので、ある程度決まっているけど相談したい。そういった要件でも構いません。何かのお力添えができれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝